私の上司の裏の顔

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しかし、全く目を合わせてくれるハズもなく、食事を並べるとウエイターはさっさと戻って行ってしまった。 隣のオヤジがヘラヘラしながらこっちを見る。 「ご飯食べたいな!」 延命措置。少しでもこのオヤジと距離を置きたい。 ピザを頬張る。 辛い!激辛じゃんこれ!? 咳き込んだ。 ゴホゴホ! すまんすまん、そっちは、わしのだ。いつも激辛頼んどるから、何も言わんでも出てくるんだ。君のはこっちだよ。」 想定外! 勝手に激辛に変わるとは…… 私は辛いのはどちらかというと苦手なのよ! 喉の刺激を うるおそうと オレンジジュースを一気に飲んだ。 しまった! 飲んじゃダメじゃん!
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