私の上司の裏の顔

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私……メイクをさせられてオヤジの相手をさせられてる!? 何か違う?!二次会じゃない!? やっと気づいた。私は、ビルを間違えたんだ!? 変なお店に紛れ込んでしまったんだ! 「ちょっとごめんなさい!」 そそくさとドアを開けて外に出た。 すると、さっきのスーツの男がまだ立っていた。 「何してるんだ!」 「帰るの!私間違えたの。ごめんなさい!」 「お前、何言ってるんだ!ちょっと来い。」 腕を引っ張り、廊下の向かいの部屋に引っ張られた。 「離してよ!痛いわ!」 顔も知らないのに、この男も腹が立つわ! 「何言ってるんだ。言うこと聞かなけりゃ、どうなるかわかって……」 その時、ドアが開いた。 「どうした?」 入って来た男性を見て、 私は、目を疑った。
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