私の上司の裏の顔

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そこに上司の葛城さんが居たのだ。 「えっ!?みっちゃんの知り合いだったんですか?」 「えっ!?葛城さん!私ですよ。」 「何!?お前、新入りだろ!?」 「気安く呼ぶな!大事なお客様を放ったらかしにしておいて、何やってんだ!」 そんな人じゃないのに。なんかいつもと違う…… なんと、葛城さんは、急に鬼のような形相になり私につかみかかってきた。 俺に気安く声をかけるな!おい!こいつをあの部屋へ連れて行け! と怒鳴りつけている。 個室で話してくれるのかも。 何かの事情で優しくできないのかな? そうか。きっと。その部屋でなら優しく話してくれるのかも。
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