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その部屋私だけにされ椅子に座っていると、葛城さんが入って来た。
「葛城さん。私です。水戸です。」
「水戸 紗綾香です。」
「バカか。」
信じてない!
JKB と 同じ名前だった事をこんなに恨んだことはないわ。
それにしても、どうして気づいてもらえないんだろう。
そうか、いつもは眼鏡をかけてるからわからないのか……
「あの…」
さらに話しかけようとしたら、なんと、葛城さんは私に足を蹴り上げて来た。
お腹に重い痛みが走った。
息ができ無くなってむせ返した。
ゴホゴホ!
苦しい…
息ができない。
で葛城さんは尚も容赦なく、私を蹴って来る。
何で!?どーなんてんの!?
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