第2章《翌日の金曜日》

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アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「ええ…その二人が 近づいてきてるのもね… ど、どうしよう…」 アタシは少し早歩きになる その歩行速度に合わせるように 背後の二人も早歩きしてるのが分かる これで走ったら絶対に追いかけてくるわ… 夜中は変な人が多いから 気を付けなさいってママに言われてたのに… 病夜 『瑠璃ちゃんはぼくのものだ… ぼくが追い払ってあげるよ。』 …?! アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「そんな事できるの…?」 病夜くんが電話口で頷いて 強い気配に怖くて振り向むけなかった… 男① 「わ!なんだ!?」 男② 「ぎゃああ!化け物だ!」 その言葉で振り向くと二人の 男達か慌てて逃げていく姿が目に入った! アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「や、病み夜くん…何をしたの?」 病夜くんが不気味に笑ってる 病夜 『なぁに…少し脅かしてやっただけだよ』 また、足が止まっちゃった! アタシは歩みを進め急いで自宅に向かった 病み夜くんと話してたら 自宅についた…やっと帰ってきたわ… 1階の角部屋に向かうアタシはようやく 玄関前について鍵を開けた 病夜 『家についたんだね? お疲れさま…』 アタシはそこで通話を終わらせる。
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