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第3章《携帯世界(モバイルワールド)》
ん~…な、なにかな…
ベッドがいつもより柔らかいわ…
アタシはゆっくり目を開いた…
こ、ここどこ…!?
アタシは慌てて起き上がる
辺りを見回すと高い天井があって
豪華な部屋…こ、この部屋
どこかで…
!
そ、そうだわ!昨日、病夜くんの
寝顔を見た時の背景!これは…夢なの?
ベッドからおりて窓の外を見る
まったく見たことない平原と森が広がってる…
あ、あれ…アタシのスマホがない!
ベッドに戻ってきたアタシはスマホを探した…
「おはよう…お姫様」
!アタシは顔をあげて
声がしたほうに向き直る
アタシ
天埜 瑠璃
(アマノルリ)
「お、おはよう…って…
や、病夜くん!?」
そうそこにいたのは
黒い貴族服の病夜くんだった!
病夜
「うん…病夜だよ。
ここはね、ぼくのアプリ内の世界…
西洋貴族が闊歩していた時代設定
だから、ぼくはこんな格好をしてるんだ」
病夜くんが丁寧な立ち居振舞いで
こちらにゆっくり近づいてきたっ!
い、意外と背が高いのね
壁際まで追い込まれたアタシ…
壁ドンされてドキッとする
顔が近づいてきたっ//
病夜
「刺激がほしいんだよね…?
こういうの…とかさ」
ま、まさか…っ///
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