第4章《天埜が住む現代世界》

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第4章《天埜が住む現代世界》

っは…! アタシは目を開いた 意識が徐々に覚醒してくる… アタシの手にはスマホが握られていた 画面をつけると、病夜くんアプリの メニュー画面が開いてる じーっとこちらを穏やかに見つめる 病夜くんの病んだ瞳… も、もしかして…寝顔をみられてた? アタシはアプリのメニュー画面を一度消して アプリの画面をまた表示させた 病夜 『やあ、おはよう…今の時刻は 朝の9時00分…お願い機能が追加されたヨ。』 お願い機能…あ、説明が出てきた… 《お願い機能説明 ・病夜くんに電話をかける。 ・何かお願いをする。 (例:嫌な奴を消してほしい… 占ってほしい…etc) ・病夜くんがその日のうちに実行してくれる。 (代償として大切なものを1つ失うヨ。) ・お願い機能は一日に一回のみ使用可能。 ※誰かがこの機能を自分に向けて使って来た 場合、病夜くんから着信が入ります。 別の病夜くんから身を守ろう! (これは防衛機能、なにかお礼をしよう!)》 わ…なんかやばそう… あ、説明が流れた 《お願い機能利用しますか? ・はい ・いいえ》 二者択一の選択肢が出てきたわ で、でも…せっかくのアプデだし…
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