第1章《大学の恐怖サークル》

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アタシはびっくりして急いで振り向いたけど 誰もいなかった…! 背後に広がるのは道路と街灯 脇道の公園だけ… 病夜 『どうかしたの?瑠璃ちゃん…』 は…! アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「な、なんでもないわ…病夜くん そう言えば病夜くんってご飯食べるの?」 先ほどの一瞬の恐怖を 忘れるようにアタシは病夜くんと通話する 病夜 『そう、ならいいんだ… ご飯?食べるよ…ぼくだって生きてるからね お腹はすいちゃうんだ…』 病夜くん…ご飯食べるのね ちょっと、みてみたいかも… アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「へぇ…そうなのね。」 なんだか打ち解けてきた気がする 病夜 『まあね…あと、ぼくこんなんだけど 肉食系だからそれだけは覚えといてね…?』 アタシはどきりとして小さく頷いた… アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「わ、わかったわ… 明日も目覚まし使うからよろしくね?」 病夜くんの声は嬉しそう 病夜 『うん!ばっちり起こしてあげるから ちゃんと起きてよね… 無視したらユルサナイカラ…』 …っ アタシ 天埜 瑠璃 (アマノルリ) 「え、ええ…それじゃあ、またね…」 アタシは通話を終わらせて、顔をあげる いつの間にか自宅前についていた…
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