第1章《大学の恐怖サークル》

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私は再びアプリの画面を消す 病夜 『…おやすみ…』 病夜くんは片手を胸にあてて 上品に頭を下げアプリの画面は消えた… アタシはエレフォンを充電器に 繋げてお風呂に向かう そう言えば…戸締まりしたっけ… さっき帰ってきたときに 内側から鍵をかけたはずだし きっと、大丈夫ね… アタシは脱衣場に入って大学の 制服をぜんぶ脱いで浴室に入る 戸を閉めてシャワーを出し 髪を濡らしてシャンプーで泡立てて 流し、リンスをつけて再び流す… 石鹸をつけて泡立てた垢擦りタオルで 体を洗ってっと… もう一度、シャワーで流して 浴室から出たアタシは タオルで頭と体を拭いて体にタオルを巻き 寝室に入り、パジャマを取り出して下着をはいた 念のため玄関の戸締まりをチェックする… うん、ちゃんと鍵がかかってるわ そうして電気をぜんぶ消して 寝室に入りベッドに潜り込み 目を閉じて眠りについた……
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