14話 女の嫉妬

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「遊びにって、何しに来たんだよ!」 意味わかんなくて、私、ボウっとしてた。 「早川さん、ねえ、ハッキリ聞かせて?…私とするの、何がそんなにイヤなの?…その子、そんなにいいの?」 全然解決になってなかった。 麗子さん、またソファーの将高の足の間に入って、将高にキスした。 「んあ!麗子!……何だ?…また薬かよ……っ!!」 「……納得できないんだもん。…カズ、約束したよね」 え?って、思う間もなく、カズ、私にキスして、舌で何か捩じ込んだ。 「んう!……やだっ!」 将高、怒って、麗子さんに詰め寄った。 「麗子!麗子にはホスト紹介しただろ!なんで俺に執着するんだよ!」 「………怒ると薬が早く回るわよ。……私の気持ち、わかってよ!…私、ずっと早川さんが好きなの!早川さんなんでわかんないの!」 あ、言った。麗子さんの本音。やっぱりそうか。 「お願いだから、私も同じように……せめてセックスくらい、いいじゃん」 「……じゃあハッキリ言う。…悪い。俺は麗子を好きじゃない。それ聞いたら余計だ。……気をもたせて悪かったな。2度と麗子とはしねえよ」 「……やだ……なんで?…そんなにその子がいいの?」 「……そう。ごめんな。麗子」 「いや!…いや!…」 将高、ハッキリ言った。 なんだか嬉しい。 だけど諦めるわけなくて、将高の足の間に座り込んだ。 すぐに将高のを口にしようと始めた。 「やめろ!麗子!」 将高、本当に立ち上がろうとした。 私も将高に抱きつこうとした。 麗子さん、カズに命令した。 「カズ!約束したでしょ?!」 カズが私に抱きついた。 「カズ!やめて!」 「…桜ちゃん、ごめん。…麗子さんの頼み聞かないと行かないとか言うんだ……ごめんね」 また、今度は最初から舌入れるキスしてきた。
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