1024人が本棚に入れています
本棚に追加
「遊びにって、何しに来たんだよ!」
意味わかんなくて、私、ボウっとしてた。
「早川さん、ねえ、ハッキリ聞かせて?…私とするの、何がそんなにイヤなの?…その子、そんなにいいの?」
全然解決になってなかった。
麗子さん、またソファーの将高の足の間に入って、将高にキスした。
「んあ!麗子!……何だ?…また薬かよ……っ!!」
「……納得できないんだもん。…カズ、約束したよね」
え?って、思う間もなく、カズ、私にキスして、舌で何か捩じ込んだ。
「んう!……やだっ!」
将高、怒って、麗子さんに詰め寄った。
「麗子!麗子にはホスト紹介しただろ!なんで俺に執着するんだよ!」
「………怒ると薬が早く回るわよ。……私の気持ち、わかってよ!…私、ずっと早川さんが好きなの!早川さんなんでわかんないの!」
あ、言った。麗子さんの本音。やっぱりそうか。
「お願いだから、私も同じように……せめてセックスくらい、いいじゃん」
「……じゃあハッキリ言う。…悪い。俺は麗子を好きじゃない。それ聞いたら余計だ。……気をもたせて悪かったな。2度と麗子とはしねえよ」
「……やだ……なんで?…そんなにその子がいいの?」
「……そう。ごめんな。麗子」
「いや!…いや!…」
将高、ハッキリ言った。
なんだか嬉しい。
だけど諦めるわけなくて、将高の足の間に座り込んだ。
すぐに将高のを口にしようと始めた。
「やめろ!麗子!」
将高、本当に立ち上がろうとした。
私も将高に抱きつこうとした。
麗子さん、カズに命令した。
「カズ!約束したでしょ?!」
カズが私に抱きついた。
「カズ!やめて!」
「…桜ちゃん、ごめん。…麗子さんの頼み聞かないと行かないとか言うんだ……ごめんね」
また、今度は最初から舌入れるキスしてきた。
最初のコメントを投稿しよう!