逃走
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周りに人の気配はなかった。 俺はゆっくりとベッドから起き上がり、忍び足でドアに近づいた。 身体が少しふらつく。薬で眠らされていたからだろう。 ドアをゆっくりと開けた。 見張りの者の姿はなかった。 長い廊下は薄暗く、静まり返っていた。 彼女が閉じ込められている部屋は廊下の突き当りにある。 俺は壁に背を着けながら月明りを頼りに進んだ。
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