逃走
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「大丈夫です。二人とも軽く頭を打っただけのようです」 「そうか。よかった」 「どうしても自分の家に帰ろうとしたのね」 「記憶が混乱しているからな」 「でもとても幸せそうな顔をしている」 「もしかした昔の若い頃を思い出しているのかもしれませんね」 倒れている二人の老いた男女を看護師と医師が取り囲んでいた。 夫婦はしっかりと手を握りしめたまま穏やかな笑みを浮かべていた。
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