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どうか わたしを見て
どれほどあなたに焦がれても
決して告げることのできない想いを抱え
宇宙を巡り続けるわたしを
せめて 気づいて
どれほどあなたに近づきたくても
遠くから 見つめることしかできないわたしに
何度思ったことだろう
いっそ離れられたらいいのにと
あなたの手をふりほどき
どこかへ行けたらいいのにと
けれど
どうしても どうしても
あなたから離れることはできなくて
わたしを虜にして放さない
蒼く 蒼く輝く 美しいあなた
わたしはあなたと生きていく
永遠に寄り添いつづけていく
どうか わたしに気づいて
その澄んだ水面に映るわたしに
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