オリオンの瞬き

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展示会は無事に終える事が出来た。 展示会が終わって部長の仕事を少し手伝う事になった。 そして、私がやって居た課長の仕事を 少しだけど小阪若葉に引き継いだ。 課長が、いきなり小阪に少しさせる事になったと言い出し 仕事を交換した。 小阪若葉は機嫌が良い。 私はちょと気が楽になった。 展示会が終わるといきなり季節は 秋になったと思ったら 思いっきり寒くなって居た。 小阪若葉と話す時課長は説明をクドクド話す様に 何度も説明をする。 私の時は何故かフランス語でサラッと話して去って行く。 あんまりツンケンし過ぎて嫌われたのかな? 最近飲みに行くぞ!!って全く言わなくなった。 ちょっと寂しいかも。 そう思うけど、でも仕事だし、 部長と話して決めたと言って居た。 課長の仕事は減っているわけでは無いので、 直ぐに辞める様子もない。 何でいきなり混合になったんだろう。 ふっと思いが横切った時いきなり課長の 大きな声が聞こえて来た。 辺りをキョロキョロと見回すと、 小阪若葉の横にいるのが目に留まった。 「良い加減自己主張するの止めろ!!」 「でも、こっちが新型って言ってました。」 一つ大きく呼吸をすると、 「新型のもの用意しろとは言ってなかったが?」 「こっちの方が改良されててお洒落です。」 課長怒ってるって言うより呆れた顔に見える。
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