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だが抵抗も虚しく、意外に強いその男に腕を掴まれて服を脱がされかかってしまう。
これでは都市だか何処かに連れて行ってもらえるどころか、とんでもない事になってしまう。
主に貞操的な意味で。
そうやって僕が涙目でじたばたしてその男から逃げ出そうとすると、そこで僕を捕まえているその男に向かって銀色の刃が向けられる。
「今すぐそれを放せ。それは……俺の連れだ」
その剣を持つ男は、先ほど僕の目の前にいた男だった。
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