あとがき

2/2
58人が本棚に入れています
本棚に追加
/193ページ
恋愛において絶対大丈夫なんてなくて、好きな人を好きになる人もいたり、自分よりもその人を好きな人がいたりもする。 作者自身も失恋してそれに気付かされて、元カノに新しい相手が出来たと噂を聞いて何とも言えない感情になったのを覚えています。 自分も、その人も、好きになる人、好かれる人は人生で一人じゃない。 なら、最終的に何が一人を決めるのか。 好きとは何なのか? 失恋を通じて、そう言うテーマも作者なりに描いてみました。 他にも静と摩耶みたいに、ちょっとずつ友達になっていく二人の姿を描いてみたり、長い付き合いの春樹とヤス、静と恵美のような深い付き合いも入れたり、恋愛と同じくらい友情にも力を入れました。 自分の中での理想の友人像を描いてます。 ヤスと春樹のように思った事をハッキリ言い合う理解し合った関係だったり、静と摩耶のように、一緒に泣いたり支え合ったり出来る関係だったり。 ヤスと摩耶のようにたまに喧嘩しても仲直りしたりする関係だったり。 合宿や、体育祭、カラオケで、仲間になっていく四人の様子も楽しく描けました。 登場したキャラそれぞれが、それぞれに重要な役割を果たしてくれたように思います。 今回こうして自分が描きたかった事や感じた事、後悔だったりある意味自分にしか描けないような物をこうして形として残す事が出来、本当に嬉しく思います。 遊。でした!
/193ページ

最初のコメントを投稿しよう!