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生徒の部屋の説明もしておこう。
ひとつの部屋には、初等部の子が2人・中等部の子が3人・高等部の子が3人・大学生が2人と言うように年上の子が年下の子の面倒を見てあげれるような部屋割りにしてある。
合計10人も寝れるような部屋になっている。
室内には風呂やトイレ、キッチンなども設備され寝室には二段ベッドがひとつの部屋に5つ入る広さである。
そして、ひとつの寮の定員数が600人という稀に見ない大規模寮が4つも学園内にあると考えると学園がいかに広いかが分かるだろう…。
そして、この俺が寮母を務めている寮は第1寮『春』
である。
何故この俺が寮母をしているかと言うと、俺がこの学園に就職したての頃にちょうど『春』の寮母さんがご高齢の為、寮母を引き継いでくれる人を探していたようだ。
そこで、白羽の矢が立ったのが俺だったわけだ。
しかし、俺は寮母なんてやるつもりも無かったし、やった事が無いという理由で当初は渋っていたものの、学園長の「ほかの『春』の寮母さんが見つかるまでの代理寮母でいいからやってくれないかな?」
というひと言でやる事になってしまった訳なのである。
なので、俺は正式な寮母では無く、寮母(仮)ってなわけだw
寮についての説明はこれくらいで終わりだなーw
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