陸北男子学園附属保育園

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「やったー!せんせー、はやくおにーちゃんのところにいこ?せんせー、じゅんびおそいよー!」 下を見ると頬を膨らませてエプロンの袖を引っ張る可愛い生き物が…っ! やばい、萌死ぬwち、違うぞ!俺は、断じてショタコンではないんだぁぁー!! てか、園児に急かされる保育士っていかに…? 「お、おうっ!転けそうになるから袖を引っ張るんじゃない。後は、園の戸締り確認だけだから靴はいて玄関で待ってな?」 まぁ、さっきも確認したから今いる部屋の窓の鍵のチェックだけで済むんだけどなw 「はーい!」 元気な返事を返して、たくと君は小走りで玄関に向かった。 「鍵も電気もすべてよし!っと、もう6時半か…。寮に戻ったらガキどもの洗濯やら飯やら忙しいな。」 玄関に向かうと既に靴をはいた、たくと君が今か、今かと俺の事を待っていた。 「せんせー、りょう?までのむかえのおくるまが、そとでまってるよ!、はやくのろ!」
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