第八章 愛は闇よりももっと 三
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俺は少しだけ分かった気がする。初代の妻も形状が安定しなかった。でも、村の中では女性であったという。 志摩も志摩の中では、こうして人間でいられる。初代が村を守った事、初代の妻の中に村がある事。どこかに繋がりを感じる。 「守人さん、いつまでも俺の手の中にいてください」 「うん。ずっといるよ」 志摩の手の中、腕の中が、俺の帰る場所であった。 『漂流者』了
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