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「ドブン?あ、地面ではない……うわあ……」
地面かと思ったら、そこは川になっていた。
しかも、おもいっきり、水の中に落ちてしまった。
すると横に、志摩の箪笥も落ちていた。
「守人さん、助けてください。溺れます!」
「大丈夫!この箪笥は木製なので浮く!」
俺は、上月 守人(こうづき もりと)、薬剤師を目指す大学生であった。
今は、弟の光二(こうじ)を人質に取られていて、さらに、俺は死んだ事になっていた。
「守人さん、沈みます!死んでしまいます!」
この箪笥の中にいる×、志摩に食べられて俺は死んだ事になり、村が闇に包まれている。
落ちた川も闇の中であったが、そこは俺がどうにかできる。
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