無残な時間とホットミルク

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「いやっ」 絹を裂くような悲鳴が室内に起こった。 「わかってて、この部屋に来たんだろう?」 上司がじりじりと、淳美を追いつめる。ついに、彼女の脚はベッドにつまずいてしまった。 「いやぁっ」 誰も、助けには来なかった。
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