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「え?」
「なんか大きなぬいぐるみ抱きしめてるガキみたいな可愛さがやばいだろ。しかもマイ枕がないと眠れないとか、天使かよ!」
「え、……えっと落ち着きなよ、俺、清伍君より年上だからね?」
「そんなの関係ないだろ、可愛さの前に」
忌々しく舌打ちされ、反応に困った。
この人、自分より年上に可愛いと言ったり、言った人に舌打ちしたり。
なんなんだ?
「さっさと乗れよ。襲うぞ」
「お、襲わないで」
驚いて後ろに飛ぶと、「まじで嫌われることするわけねえだろ、ばか」と傷ついた顔をされた。
顔と言動に似合わず、彼はナイーブなようだ。
「昨日の鍋は、復活できた?」
「いや、新しいの頼んだ。フライパン一個で料理しづらいから、店のやつ購入して持って帰ってる。タンクの中に業務用の包丁とかあるけど、あれ資格とか許可証いるやつだから絶対触るなよ」
「タンクなんてあけませんけど」
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