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「ミーナ 首の後ろを見せてくれる?」
ミーナを後ろから抱き締めて甘えた声で懇願するアイルに
ミーナはふふっと頬笑みながら髪をかきあげる
「承諾はいりませんよ。いつでもどうぞ」
「ありがとう 」
ハートと星が交互に重なっていて、回りには造形文字だろうか 沢山の文字が円を書いているものが刻まれている。
それは少しだけ赤くなっている
「やっぱりな。最近触れてないから赤くなってる ごめんなミーナ」
「大丈夫ですよ。痛くないので私は構わないのです」
「優しいな ありがとう。じゃあ噛むからじっとしてて」
「はい。沢山飲んで下さい」
「」
かぷ
アイルが噛むとじわっと赤い血が伝う。
流れないように舌で舐めとりごくごくと音がする。
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