第二章 カタチ

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AM14:00 巨人の部屋のドアかのような大きいドアからアイルとアテナはゆっくり出てきた。 ギィーギィー 古い洋館なだけあって音もする。 「国王様、怒っていらっしゃるかしら...」 「大丈夫大丈夫(笑)手は打ってあるから♪」 「手ですか?手...とは?」 「秘密だよ♪さぁ!怒ってるロインとシルリアを探そうか」 繋がれた二人の手はしっかり絡まり 廊下の窓から風が入った。 キィイィイー!! 耳を塞ぎたくなる高い音 「キィキィィ」 160センチのアテナのおへそまである大きさのコウモリが入ってきた。 「やあキリ どうしたの?何かあったかな?」 コウモリに語りかけるアイルの足にすりつく 頭をごしごしスリスリ可愛い仕草にアテナは叫びたくなる気持ちを押さえた 「……キリさんこんにちわ」
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