鏡のあの子

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これは、私が体験した実話です。 学生時代、実家に住んでいたときのお話です。 自分の部屋には、全身を移す大きな鏡がありました。その大きな鏡を前に身支度をするのが私の日課でした。 ある日、いつものように身支度をしていると、おなかのあたりに違和感を覚えました。 何かが後ろから抱きついているような感じがしたのです。 後ろを振り向きましたが、 もちろん誰もいません。 気のせいか…… そう思って、もう一度鏡を見ました。
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