第9章 game~策略~

21/28
前へ
/241ページ
次へ
「お待たせ、相棒」 優希は状況が飲み込めなかった。 だが、そこにいるのは間違いなくあの人だった。 「はやく、助けなさいよ……このスパイオタク……」 優希はまた泣いた。 絶望の涙ではない。安堵の涙だ。 「了解!」 拓也は元気よく倉庫の中央に向かっていった。
/241ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加