~運命~

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「おっ、キター!! 明日からメールが届きますので、クリア目指して頑張ってください…か…。 って、いますぐに出来るわけじゃないんだ…。」 翔平は注意事項やゲームのルールをよく見ずに、参加してしまった。 いや…まじドンダケー。 中央線に乗り込んだ翔平。 そこで同じクラスの、 山倉竜一に出会う。 「よっ、竜一。」 「下の名前で呼ぶなって。 男同士なんだから気持ち悪いっしょ。」 「まぁまぁ…落ち着け、 落ち着け、モチツケ!! ペタペタってか!!!ァハハ!!!!」 「いや…一人でノリ突っ込みか!!痛い子だわー…。」 「ドンダケー。 まぁいいじゃん。ところでさ…。」 翔平は、 さっき届いたメールを竜一に見せた。 そして、 その一部始終を竜一に言うと、竜一は大笑いした。 「ぷ…馬鹿か!!! それ迷惑メールっていうんだよ。 返信しないで無視に決まってるだろが!!!」 「え…でも、 もし100万円もらえたらどうしよ…。 お菓子買って… 最近授業ノートなくなったから新しいノート買って…。 あとは全部貯金だな!!!!」 「夢、小さいな!!!!! 車買うとか、旅行行くとかないのか!?」
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