2 身体の関係

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そう言うと光輝は私の腰を掴んで思い切り突き上げた。 私は再び嬌声を上げる。 六年振りの二回目の光輝とのセックス。 今日も激しい。 昔の光輝のセックスは優しかった。 ベッドの上でこんな激しい光輝を見たことがないのは、もしかしたら本命にだけは優しいからなのかもしれない。 だって彼女じゃない私には、優しくする必要なんてないもんね。 でもね、光輝の二つの顔を私しか知らないと思うと、優越感を感じるの。 今は一番じゃなくても、私は貴方に抱かれて幸せ。 いつか光輝を取り戻してみせるから。 昔の私ならこんな最低なこと出来なかった。 自分に悪女の才能があるなんて知らなかった。 それならあの時も私は我慢すれば良かった。
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