思い出の場所が…

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 スマホを取り出して番号をタッチした。  直後、二階のある所で、  ツルルル……ツルルル……ツルルル……  それは、白壁にいつのまにか出現した、純一に似た等身大の落書きからだった。  麻希子は、家に入りながら、 「純一、いないのー?」  ドアを閉めた直後、彼女の後ろに、純一の両親の幽霊が現れた。
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