第1章

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 あの仕事はわけ分からなかったが、一体何の意味がある仕事だったのか。いや、よく考えれば何の意味か分かってる仕事なんて、そうありはしないのだが――しかし、あの生首は一体何だったのだろう。目の錯覚、いや夢だったのだろうか。  大学卒業して就職しても、俺はたまにアルバイト情報紙を手に取る。めくってみても、あのバイトは見つからない。 (了)
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