74人が本棚に入れています
本棚に追加
「ミスコンの女王」と称されたトランスジェンダーのトリシャ・エチェバリアの人生を笑いと涙を交えて描いた感動作。
映画の舞台はフィリピン。
フィリピンはカトリックの影響が強いので、実はすごく保守的。
主人公の父親は「オカマ」である彼を勘当してしまいます。
彼=トリシャはあらゆる「ミスコン」に出場します。その場面は、かなり面白い。
トリシャは、次々と「如何にミスコンでウケるか」を考えます。
そしてそれは失敗も多いのですが、そこはフィリピン人!
明るいんですよねぇ。
波瀾万丈の短い生涯を、全力で駆け抜けたトリシャ。
涙を流す場面もたくさんありますが、根底にある明るさや逞しさには本当に励まされます。
遺言である『葬儀では日替わりでセレブに変身したい』の言葉通り、毎日顔が変わります。
アンジェリー・ジョリーやレディー・ガガ、それからジュリア・ロバーツなど・・w
それがまた、本当に綺麗です。
トリシャのチャーミングな魅力たっぷりの
「ダイ・ビューティフル」
噂通りの名作でした。
* 個人的には、他にも席が空いているにも関わらず私の隣に座り、映画が始まるまで「ウニ煎餅」を貪り食う女性が、エンディングロールの時には、鼻をすすっていた・・のが、印象的でしたw
最初のコメントを投稿しよう!