街の声 2
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街の声 2

繰り返しますが、ここからも、日本のインターネットテレビ局「ITV(アイティーヴィー)」が、アメリカ国家安全保障局(NSA)の依頼を受け、日本国内における軍事転用可能なハイテク技術につき、調査したものを記述しました。なお、調査方法は、住居等への侵入・変装・盗撮・盗聴・ハッキング・各種詐取行為等を含んでいますが、NSAの承認を受けたものであるとともに、2066年の日米安全保障条約において「有事防衛のための事前抑制的諜報活動」として認められています。予め、ご理解のほど、お願い申し上げます。 前章「地方政治確立対策協議会」における「太平洋戦争犠牲者等への補償に関する国と地方の協議の場」を受けての2066年10月14日 木曜日 各地でのレポート。 沖縄県宜野湾市赤道 バス会社 20代 O.L 「この3つから選ぶんですか?んー『国民みんなで絵を描く』。え~、他のは『戸別』とか『庁』とかって、難しそうだから」 沖縄県宜野湾市新城 ビリヤード店 40代 男性オーナー 「あ~、そうなったんですか、は?あぁ、検討中・・・。ふ~ん。んで?あ~、んー、どうなんすかねぇー、んじゃぁ、これ。この『国民みんなで絵を描く』。この『戸別慰問制度』も『慰霊庁創設』も、うちら関係ないし。いやぁ、全く関係ないわけじゃぁないんでしょうけど。直接はねぇ。また話がどっかいっちゃうし。自分の高祖父母の時代から当時の惨状は聞いてます。『本当なの?』って感じで、ぞっとしますけど。まぁ、基地があるんだからね」 鹿児島県指宿市湯の浜 動物病院 30代 看護婦 「あ~、群馬県のマンション火災でねぇ、助かってよかったぁと思って。それのですよね?こういうのって。そうですよね。いずれ宇宙?あっ、人工衛星かぁ。うんうん、あー、そういう会議をやってるんですね、いいことなんじゃないですか。あ、この3つから?んー、そう聞かれると『国民みんなで絵を描く』ですよね。そうですよね。あー。そうですよね、あとは議員さん側の問題で、あたし達には直接は関係ないですもんねぇ。
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