主な登場人物

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永井龍堂(ながいりゅうどう) 2年生。 魔法執行部の「A校舎(1・2年生用校舎)支部長」で、魔法の実力はA校舎の生徒の中では随一。 「人との会話」が苦手。  永井と言えば、やはり「ねらわれた文化祭編(第8巻・M:71~第9巻・M:79)」での活躍が印象的ですね。  特に、M:77(第8巻)の次のセリフが格好良かったです。  魔法執行部を「脅迫」した犯人が「指定」したイベントに臨んだ永井。  そこで彼は、最初から「全開」で攻めます。 「盛り上がってるところ悪いが…… 空気を…読む気はない!!」 「この戦いには 魔法執行部の誇りがかかっているんだ…」  では、彼の言う「魔法執行部の誇り」とは?  それについては、M:79で彼自身が語っています。 「権力(ちから)を手にする者は 力におぼれる事は許されない」 「この魔法学校は 生徒皆が一時だけ見られる夢の時間」 「今日の文化祭みたいにな」 「皆がその夢を分け隔てなく楽しめるように 俺達がいる」  その事を身を以て示し、脅迫犯に「敗北感」を味わわせた魔法執行部員達。  この話が描かれたのは今から10年近く前ですが、永井の言った事はいつの時代も大切な「不変の正義」だと言えるでしょう。
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