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ジャクヤが軽口をたたいた。 「王さんに乗って楽して陣地に帰れるいうなら、乗り心地に文句はいいません」 タツオは4足歩行のロボットに命じた。 「王将、伏せろ」 猛犬が低く唸(うな)るようなモーター音をたて、戦闘補助ロボットが身体を低く構えた。ジャクヤがまたがると、タツオとテルが協力して自動小銃用のストラップで、ジャクヤの身体をロボットの背に固定していった。
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