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「さて、わたしたちの番だな。天童少尉、どうだ。いけるか?」 ジャクヤはにやりと笑った。タツオ相手のときと違って、きれいな標準語でいった。 「いけませんといっても、いかされるのが進駐軍ですよね。逆島少佐、お供します」 タツオは暗号回線で全員に命じた。 「30秒後、ジャクヤと逆島少佐が出る。援護してくれ」 「了解」「了解」
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