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この世には偶然なんてなくて
必然しかないって思う。
晴馬と出会ってからの私は
ずっと見えない糸の存在を感じて生きていたからかな。
魂が呼び合うように恋に落ちて
何度生まれ変わってもきっと私達は愛し合う気がする。
でもそれは、縛り合うような不自由なものではなく
私と晴馬は自分の意思で人生を決めている。
誓約なんかなくても、私達はきっと離れられない。
信じなければ赤い糸だって消えてしまう。
信じなければ目の前の人が運命の相手だとはそもそも思わない。
信じることが全ての始まりだから、
私は自分を信じるところから全てを始めていくようにしている。
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