プロローグ

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「あ~あ……学校めんどくせぇな😒」 隼人はめんどくさそうに空を見上げながら言う。 俺は西浦隼人。 高校二年の普通の学生だ。 「でも行かなきゃ駄目だよ。😠」 隼人のめんどくさそうなその言葉に、雪名が厳しく言う。 白鳥雪名は隼人の幼なじみで、かなりのお堅い性格の持ち主。 元々、昔から家が近かったので、よく二人で遊ぶ事が多く、今の関係に至る。 「大体あんたも来年三年何だから少しは進路の事ぐらい考えたらどうなのよ?😒」 「あ?俺は卒業しても自由気ままに暮らすから良いのさ。😏」 「相変わらず適当ね😒 そんなんだから彼女が出来ないんだよ。😒」 「別に良いし。😏」 「あのね…😓」 雪名は呆れた顔で言う。 「それにもし出来なくても雪名がいるし。〓」 「ば…馬鹿‼😓」 パーン‼💥✋ その瞬間に雪名のビンタが隼人の顔に直撃した。 「いてて……軽い冗談なのにさっさと行っちまいやがった。😓」 「隼人~‼」 「ん?」 「逢いたかった‼〓」 その瞬間に薫が隼人に抱き付く。 「だっ……⁉離せ‼」 御影薫。 男のなのに隼人に好意を抱くと言う、いわゆるホモな男子だ……。 一応友達同士という間がらで、高校で初めて出来た友達でもあった。 と、言ってもかなり強引だったのは言うまでもなく、学に告白したのが薫なのである。 その後に大泣きしだした薫に、仕方 無く、友達にならと言う事で今に至るのだ。 「離せ……。😒」 「やだ〓」 「……あのな…俺にはもう好きな奴がいるんだ、それで良いだろ?」 「えぇ~?〓」 「俺が男で、お前も男なんだ、俺にそんな趣味はねぇ‼😖」 「じゃあ女になれば付き合ってくれるの?〓」 「それとこれとは話が別だ‼😖 性転換手術なんて親も許さねぇだろうが😒」 「う~〓」 (……こいつこんな趣味さえ無ければ悪い奴じゃないのにな……😔) 隼人は深く溜め息を付いた。 「わざとらしい溜め息だな~😓」 薫が呆れた感じで言う。 「お前女を好きになれよな😒」 「無理〓」 「ハッキリ認めるなよ!!😖」 「だって隼人君以外見えないもん〓」 「マジでお前重症だわ……😖」 「これが恋の病だもん〓」 「上手くまとめたつもりか?😖」 こんな会話をしてても、何故だか落ち着いている自分がいる。 こんな生活も悪くない。
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