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俺はなんてことをしてしまったんだろうか。
こんな無垢な青年を無理矢理穢してしまうとは。
「…すまない」
自分は取り返しのつかないことをしてしまったのだ。
俺はとてつもない後悔に押し潰されそうになりながら、彼の上に俺のジャケットを掛けて、シャワーを浴びるため、シャワールームへ入った。
「…っ、ぅ、ぅう…」
彼が俺のジャケットを握りしめながら泣いていることを、俺は知らずにいた。
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