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贅沢な願いだとわかっている
もう逢えないのがわかっている
“逢いたい” ただそれだけ
金をどんなに積み上げようか
お天道様に祈ろうか
月に祈ろうか……
必死に手をあげ
夜空へと手を伸ばす
指の間から寂しげな月が見えるだけ
何もつかめない
涙ばかりが地を濡らす
いつか逢えるときがきたら
伝えたい
いつか逢えるときがきたら
どれだけ思っていたかを……
どうかいつか
逢えるときがくることを……
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