第1章~祈~

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贅沢な願いだとわかっている もう逢えないのがわかっている “逢いたい” ただそれだけ 金をどんなに積み上げようか お天道様に祈ろうか 月に祈ろうか…… 必死に手をあげ 夜空へと手を伸ばす 指の間から寂しげな月が見えるだけ 何もつかめない 涙ばかりが地を濡らす いつか逢えるときがきたら 伝えたい いつか逢えるときがきたら どれだけ思っていたかを…… どうかいつか 逢えるときがくることを…… image=507746613.jpg
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