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喘ぎ声が漏れるたびに、彼女のアソコはひくひく動く。その瞬間の彼女は恥じらいでいっぱいだ。きっと今彼女は、自分を罵倒していることだろう。自分を嫌いになっていくと同時に急ピッチで大人になろうとしている。もうひとり-あのひともそんなふうに階段を登ったのか。
「ねえ、心配しなくていい。みんな、きっとこんなふうに大人になっていくんだよ」
ぼくは優しく囁きながら、急におかしくなる。自分もどこかで自分のことを罵倒しながら、大人の階段を登っているのだ。
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