きみじゃないきみに抱かれた

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ぼくはじっくり5分くらいクリトリスを刺激した後、ソフトキスを行う。激しさと優しさの間には、なにが広がっているのだろうか。 彼女を愛おしいという気持ちよりも、それを知りたいという欲求のまま、彼女の唇を感じた。怯えと歓びにふるえるその唇は、どんなものよりも愛おしく思えた。 きみのその気持ちに添えるようにぼくも唇に乗せた。
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