4.グランデアモーレ

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 自分が彼に、ディヴィッドに向ける感情が一体どういうものなのか。明確な名前を今はまだつけられないけれど、でもいつか、ちゃんと形にできればいい。  甘い薔薇の香りを嗅ぎながら、もう一度ブルネットの髪を撫でた。
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