大切な妹

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冬也『監梛ー?そろそろ行くぞー』 玄関で叫ぶ冬也 監梛『……はーい』 監梛はバタバタ階段を降りて来た 冬也『……え…』 監梛『…へ…変…かな…』 冬也は監梛の姿を見て固まった… 監梛『…と………くん?』 冬也『…⁈…どう…』 監梛『昨日…お兄ちゃん…に相談…したら、スーツで行けって』 冬也『だ…だから…って…』 監梛『……お前は唐戸組の娘であり、俺の妹だ。胸張って大事なもん守ってみせろって。』 冬也『……てか輝さん許可してくれたのかよ…』 監梛『うん、あたしも…お兄ちゃんみたいになりたい…って…言ったから』 冬也『あぁ。なるほど…』 冬也は苦笑いして話した 冬也『…大好きなお兄ちゃんみたいになりたいと…』 監梛はうんっと笑って頷いた 冬也『…監梛…』 冬也はそっと監梛の頬に手を添えた 監梛『……?』 冬也『…………あんま…惚れさすな…』 監梛『……?……』 冬也は静かに監梛の頬から手を離すと 監梛の手を握った 冬也『…行くぞ』 外に出ると車で冬也ママが待っていた 冬也ママ『まぁー!監梛ステキ!さすが私の娘ね!』 監梛はえへへと笑った 冬也ママ『あっ、そうそう!はいっ!2人ともサングラスかけて行きなさいよ?目立つんだから』 そう言いながら冬也ママは2人にサングラスを渡した 冬也『監梛。絶対離れるなよ』 監梛『うん』
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