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腰が徐々に重く痺れてくる。目の前がチカチカする。気持ち良くて、倒れ込みそうだ。
その時、ふとオリーブの腕が伸びて腰骨の辺りを撫でた。瞬間、ビリビリと走った刺激に耐えられなくて前に倒れる。どうしようもなく倒れた先で、オリーブからキスをされた。
「んっ、ふぅ……」
優しく唇をなぞられ、絡ませられる舌に夢中で吸い付く。心地よく甘やかされるようで心地良い。自然、中もキュッと締まっていく。それに、オリーブが眉を寄せた。
「ランバート、いいのか?」
「んっ、イイ…あぁ!」
突然下から突き上げられ、それが角度を変えてイイ部分を突き上げてくる。目眩がしそうだ。突き抜けるような快楽に喘ぐ声を止められない。求めるようにキスをしても、オリーブは拒まない。手が背を撫でてくれるのも温かい。
「もっ……イッ…」
「ごめん、俺も無理…っ!」
「んっ! ふっ、はあぁぁ!」
激しく突き上げられ、抱き合ったままランバートは達していた。けれどほぼ同時に、中に熱い滴りを感じる。余韻を楽しむようにキスをしてから、ランバートはゆっくりと抜け出した。
「もうダメ…このまま寝たい…」
「それはダメだろ。腹壊すぞ」
「面倒いぃ」
「こら」
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