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「うみゃーぁvV」
玄関からダイニングへと場所を移し、今は中尉が作ってくれた夕食を3人で食べていた。
先程から、中尉の作った夕食を美味しそうに頬張るエドの猫耳と猫尻尾は、パタパタと忙しなく動いている。
可愛くて仕方ない。
「ちゅーいの料理うみゃーにゃぁvV」
「ふふ、ありがとう」
あぁ、エドワード…ほっぺたにご飯粒が付いてるよ可愛いなぁもぅッ!(←
「ロイ?どうしちゃぁ?ちゃんと食うにゃ」
はい、あーんと言ってスプーンを口許に運んできた。
普段なら戸惑うことなくパクつくところだが、今日は流石に戸惑った。
なぜって中尉がいるからに決まっている。
暫くどうするか考えているとロイ~?とエドが疑問の声を上げてきた。
私はチラリと中尉を見た。
中尉と目が合う。
中尉がにっこりと微笑む
さっさと食えやコラ
中尉の顔には確かにそう書かれていた。
即座に差し出されたスプーンにパクついたのは言わずもがなである。
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