西中の女子

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中学に入学すると塾通いと勉強ばかりの日々で部活などする時間はないとある先輩から聞いていたが意外と時間があった。 暇だったわたしは、華道部に入部することを決めた。なんとなく女らしさを磨けるとか男子にモテそうな気がしたからだ。 全く不純な動機で入部した。 しかし、入部してみると意外に面白くて毎日真面目に部活にでていた。 いつものように部室にむかう途中知らない女子から声をかけられた。 「牧野葵さんですか?あの、お友達が裏の校門に待っているそうなんで行ってもらえますか?」 友達?誰だ? 誰だか分からなかったがこの子には罪はないので行ってみることにした。 校門の所に女子が3人立っていた。 近づいてみても誰だか全くわからない。 すると1人の女子が話しかけてきた。
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