幼い頃からの運命～嫉妬

同級生

春が来て中学生になったわたしは、希望に満ち溢れていた。

クラスの仲間とも楽しい日々を過ごしていた。

智美、沙希、亜希、彩乃4人の仲間が出来た。

買い物に行ったり塾に行ったりいつもどこに行くにも一緒だ。

夏祭りのある日この4人と花火を観に行くことになった。

それぞれ浴衣を着て行こうと話が盛り上がり夏祭りの日までに彼氏を作ろう作戦がはじまった。

この時、わたしたちは年上に憧れていたので上級生に狙いを定め同級生には目もくれず隣にある上級生の校舎をウロウロし物色していた。

すると夏祭りの前日までに彼氏？と呼べる男子を集めることができた。

顔重視で選んで好きな気持ちなどまったくなかったわたしたちが長続きできるはずもなくみんながみんな別れていった。
しかし、智美だけは3年の夏頃まで付き合いは続いた。