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二年と三年と確か、同じクラスだったと思う。
あぁ、そういえば彼女は勉強は滅茶苦茶出来るという訳ではなかったが、真面目なタイプだった。
だからよく、ノートを貸してもらったっけ。
宿題を写させてくれと言ったら、快く写させてくれたな。
俺は何となく、女の子なら真面目にやってるだろうから、女の子に貸してという事が多かった。
今思えば、ずる賢い。男はやっていない奴が多かったから。
「お待たせいたしました」
回想モードに浸っていると、そんな声が聞こえ俺は、ハッとした。
ビニール袋の中に三つ入った弁当を手渡してくれた。
「おう、ありがとう」
「ありがとうございました」
彼女は行儀よく頭を下げると、悠子も行儀よく頭を下げた。
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