第3章 オーロラの下でやっちゃいました

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室内は20度はある。 適度に服を着ていれば全然寒くない。 雪は益々本格的に降り積もり出していた。 心なしか、ガラスイグルーの周りにも雪の壁が・・・。 ん? これって・・・このまま降り積もれば・・・視界は遮られ、夏鈴を裸にできるチャンス到来か? 「晴馬、さっきから大人しいけど、なに考えてるの?」 抱き着いたまま見上げてくる可愛い奥さんが、俺の顎にキスをした。 この前、かじられた場所だ。無精ひげが伸びて、チクチクしているのに関係なさげに顔を寄せてくる。なんて、可愛い女だろう。 「なに考えてるか、当ててごらん?」 「エッチなことでしょ?」 「はや・・・」 「だって、そういう目になってるもん」 「どういう目だって?」 「雪の壁があればエッチできるとか?」 「・・・さすが!」 俺達は二ヘラと笑い合った。
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