第3章 オーロラの下でやっちゃいました

3/40
227人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
ちょっと寝たら、夏鈴が欲しくなった。 目を開けると、夏鈴は俺のベッドに入ってきてお腹の辺りで丸まって寝ていた。 本物の子猫みたいだ・・・。 思わず頬擦りしても夏鈴は良く寝入っていた。 服を脱がしていっても、くたっとしている。 胸とかアソコに刺激をくわえても、全然反応なし・・・。 これは予想外。 でも、俺は諦めない。 ショッキングピンクのスーツケースを開けて白兎コスチュームを探し当てると、夏鈴を裸にして風呂場に連れていき、綺麗に洗ってあげた。何度もキスをして起こそうとするけど、ダメ。 小さなバスタブの湯船で重なっていても、目覚めなかった。そんなに疲れているのか・・・。 あまり長湯も疲れさせると思い、抱き上げてベッドで身体を拭いてやる。部屋の中は異常に暑いから、風邪ひく心配はいらなさそうだ。 俺も意地になって白兎に変身させる。濡れた髪の毛をドライヤーしてツインテールにしてみた。 ヤバい…すっげ…イケてる。 こんな格好にさせて生殺しに合う俺・・・バカだよな? 時差ボケでオカシクなってしまった俺は、白兎を抱きしめて悶々としながら再び眠りについた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!